Zoom が会議の会話を「成果」に変える新AI戦略を発表
新AI機能と「Unified Context Layer」の発表
Zoom は現地時間2026年10月20日、年次カンファレンス「Zoomtopia 2026」を開催し、会議などで得られた情報を活用する複数のAI新機能と、新たなデータ基盤「Unified Context Layer」を発表した。Unified Context Layer は、会議や電話、チャットなど分散しがちな会話の履歴と関連データを結びつけることで、組織全体での文脈共有をスムーズにし、ビジネスの意思決定や業務の実行スピードを加速させることを目的としている。
多彩なAI機能と進化したノート機能
新機能の「Follow the meeting」では、会議に欠席・途中退出したユーザー向けにカスタマイズされた文字起こしや要約が提供される。また、「Enriched notes」により、会議中の共有画面やスライド、チャットなどを文字起こしデータにひもづけて検索可能になるほか、会議メモから Salesforce など外部ツールへタスクを自動連携する「My Notes Workflows」も登場する。さらに、複数の専門的なAIが並行して業務を遂行する「ZoomMate Agent Teams」なども組み込まれている。
開発者向け機能の拡張と外部AIとの連携
開発者向けには、Model Context Protocol(MCP)サーバーや、外部のAIアシスタント(GPT、Claude、Codex、Microsoft Copilot、Geminiなど)から Zoom の Unified Context Layer に直接アクセスできるAPIが提供されている。これにより、Zoom のUI以外でもAIエージェントを連携し、業務効率化や自動化を押し進めることが可能となる。
順次展開される機能と今後のスケジュール
今回の発表では他にも、リアルタイムの音声翻訳や視線補正によるコミュニケーションの円滑化、カスタマーサポート(CX)の質を向上させる履歴の統合機能など多彩な機能拡張も発表された。発表された機能やアップデートは、2026年10月以降2027年にかけて順次展開される予定である。さらに、組織のAI利用を統括するガバナンス機能や、ディープフェイク検出機能、コンプライアンス管理サポートなどのセキュリティ・管理機能も含め、多岐にわたるアップデートが段階的に提供される。
Zoom advances its AI strategy with a new Unified Context Layer that helps turn meeting conversations into completed work|Zoom
news.zoom.com

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