OpenAI が最新のサイバーセキュリティモデル GPT-6 Cyber を発表
新世代のサイバーセキュリティモデル GPT-6 Cyber を発表
OpenAI は、現地時間2026年11月5日に新世代のサイバーセキュリティモデル GPT-6 Cyber を正式に発表した。GPT-6 Cyber はソフトウェアの脆弱性を自律的に発見し、悪用が可能かどうかの検証から修正方法の開発までを包括的に実行する性能を備えている。
前世代モデルと比較して、性能が約51%向上
指定された脆弱性を検証・悪用できるかを評価するベンチマーク「ExploitGym」において、前世代モデルである GPT-5.6 Cyber と比較して性能が約51%向上した。また、セキュリティに関するルールを遵守し、指定されたタスクの範囲を厳格に守る能力も大幅に強化されている。その高度な攻撃能力から、OpenAI の 「Preparedness Framework」(※)において、前モデルの「High」から最高評価の「Critical」に引き上げられた。
※ 最先端のAIモデルがもたらす重大なリスクを評価するために策定された安全管理のガイドライン
すでに Linux カーネルなど、サイバー攻撃に関する研究で活用されている
GPT-6 Cyber はすでに実際のサイバー攻撃からソフトウェアを守るための研究で活用されている。OSの中核部分を担うソフトウェア Linux カーネル において、948件の実行可能な攻撃プログラムの開発に成功したほか、Firefox においては81件の未知の深刻な脆弱性を発見した。現在、Cognition や Perplexity、CodeRabbit などの主要企業でも導入が進んでいる。
主要な脆弱性に関する問題に対して、開発者へ優先的に開示
発見された脆弱性のうち、Linux における304件の重大な問題は Linux コミュニティのガイダンスに準拠して修正パッチとともに開発者へ優先的に開示されている。報告を受けた Mozilla も該当する Firefox の脆弱性の修正を進めている。さらに、セキュリティチームを支援するための助成プログラムも新たに展開されている。
GPT‑6 Cyber: Advancing the frontier of aligned cybersecurity agents|OpenAI
openai.com
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